【転職1年経過】前職10ヶ月で退職したけど、第二新卒で転職して大正解 〜脱・僻地工場勤務〜

転職

ついに転職して1年近く経ちました。
最近は仕事が忙しいと思えます。
いつき(@guchi_gucchi123)です。

いつき
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いつきって何者?

職歴5ヶ月で外資系企業の研究職から内定
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さて、2022年2月に転職したいつき氏
なんと現職場で1年も働けています。
前職(僻地工場勤務)は10ヶ月で
退職したため、
新卒で入った会社よりも、
今の会社の方が長くなりました。

というわけで、
今の会社に育てられたと言っても
過言ではありません!!!

自分としては
また新たな区切りとなったため、
記録に残しておこうとおもいます。

ちなみに5ヶ月目(実労働期間)までの
記録は下記記事にあります。
先に読むのがおすすめです。

休職・転職・退職の経緯

詳細は各記事にあるので割愛しますが、
ざっくりとした時系列がこちら。

  • 無事に入社
  • 研修後、地方工場へぶっ飛ばされる
  • 入社3ヶ月目から体調不良
  • 入社5ヶ月目ついに心療内科へ通院
  • その後、休職
  • 休職中に転職活動をする
  • 入社10ヶ月で退職
  • 新しい職場で働き始める

入社したときはこんなことになるだなんて、
1ミリも思っていませんでした。

漠然としばらく働き続けるんだろうな、
くらいの気持ちでした。

転職先の環境や仕事内容の感想

5ヶ月目から12ヶ月目で
自分の仕事内容も固まり、
新たな発見の連続だったため、
また違う視点でまとめようと思います。

仕事を通じて自分の成長を感じられる

転職してよかったなと思うことの一つに
1年前の自分と比べて成長したな!
という実感が持てることです。
自分自身の場合、主に英語になってしまいますが!

ざっくりとまとめたのがこちら。

  • 簡単な英会話ならできる(難しいのは無理)
  • 難しい内容の会話はボヤッとならわかる(リスニング力向上)
  • 英語ミーティングに発言・参加できる(規模にもよる)
  • 周囲に頼られるようになる
  • 部署の代表業務・プロジェクトリーダーになる
  • 無言の圧力に従って資格取得(危険物甲種)

雑かもしれませんが、
逆に1年でこれだけあげられるから、
自分なりにはかなり頑張ったのかもしれません。

2年目も自分の成長を
実感できるような年にしたいです。

外国人と働くことを楽しめる自分

転職して不安だったことNo.1
「ちゃんと外国人と働けるのか?」

結論:意外となんとかなる。(無理な人は無理だと思う。)

ある意味、外資の醍醐味なのかなとも思います。
あとは上司の母国事情に異様に詳しくなりました。
美味しい外国お菓子が食べれると幸せです。

ただ、もちろん大変なこともあります。
うまくコミュニケーション取るにあたって、

  • わざと下手くそな日本語しか使わない
  • 最大限、親切・真摯に接する
  • 日本語は直訳しない(簡単な表現に言い換える)

ということだけは徹底しています。

一回、直訳してMTGで炎上しかけて
ものすごく気をつけるようにしました。

あとは相手の喋りたい言語に合わせて、
日本語で喋りたさそうな時は
簡単な日本語で応じるようにしています。
そして、無料で英語と日本語を練習し合います。

かなりプライベートな場面でも
日本語の手助けをしていますが、
自分も英語が堪能ではないので、
チームで支え合いながらなんとか働けています!

お互い様ってやつですね。

状況が目まぐるしく変わる

良くも悪くも英語力が足りないので、
会話についていけないことも…

なので、上司に急にあれこれ振られ
それに振り回されているような気持ちに…

立ち位置的には実験補助に入ることが多く、
今日はあの人、明日は別の人
と言って複数実験のサブを掛け持ちしつつ、
自分のメインの実験もこなす日々。

ルーティンワークではなく、
毎日、臨機応変に仕事をさばいていくので
ときに心がやられますが…、
退屈しない日々を過ごしています。

とはいえ、事務仕事もかなり割り振られており、
(日本語ネイティブが少なすぎるため)
書類仕事はやっぱ嫌いだわ!なんて思ってたりします。

これからも、周りに振り回され続けますが、
病まずに耐えていこうと思います。

ちなみに暇な時は本当に暇で
資格の勉強しています。

社内共通システムの説明は雑

社内共有システムがコロコロ変わる、
しかも説明が雑なことも多いので、
常に「これどうやって使うの?」状態。

もはや、全体説明が雑なのはデフォルトで、
まぁ、よくわかんないけど使ってみるか、
わかんなかったら
名前も顔も知らない担当にチャットしよ。
くらいの気持ちで生きています。

かなりこの辺のコミュニケーションは希薄なので、
冷たいと感じる人は合わない気もします。
あとはすごく心配性な人も厳しそう。

無言の圧力、「自己研鑽しろよ?資格取ろうな?」

先日、高圧ガス甲種の結果発表があって、
「今年もだめでした…」行脚が行われてました。

今年・来年あたり受けようと思っているので、
頑張らなきゃな〜と思っています。

という感じで、自分のキャリアについて
あれこれ口出す人はいないものの、
「え、この資格持ってないの?」
管理職から呆れた目で見られることが何回か…

自分のキャリアに関する周囲のサポートは
完全に上司ガチャなところがあるので
とりあえず、
尊敬する人・歩みたいキャリアに近い人たちが
持っている資格から勉強してみよう!ところに落ち着きました。

あの資格取ろうね?勉強大丈夫?
なんて心配してくれる上司の方が稀で、
若手なんだからまずは資格取れよ、と無言の圧力を
察せるか察せないかがキャリアの分かれ目かもしれません…

結果、早期離職はマイナスだったのか?

なんだかんだ、新卒で入社した会社を
1年経たずに辞めて白い目で見られたわけですが、
実際に自分としてはどうだったのか?
ということを書いていきたいと思います。

入った後、早期離職なんて気にされない

この一言に尽きると思います。
マイナス評価されるのは転職活動時、
早期離職をやめろというのは
評価を下げたくない前職の人事や上司たち。
転職したら早期離職を気にする人・指摘する人は
誰もいませんでした。

仕事をする上ではさほどマイナスには働かず、
むしろ転職活動時が一番、負の方向に働くと思いました。

同僚は人の職歴なんて気にせん!

人生の有意義な時間が増えたと思えば圧倒的にプラス

あのまま、地獄のような時間を過ごして
自分の心身をあれ以上壊し続けた方が
明らかに負のループにはまっていたと思います。

そのため、多少リスクを冒してでも
早めに前職を退職してよかったです。

病気の治療期間と費用を考えるだけでも、
時間とお金ともに節約につながりました。

それに僻地から逃げ出したことで、
休日の過ごし方・仕事終わりの時間がかなり充実しました。
ジムに行って、習い事ができて、都会で買い物して…
心の充実度が変わりました。

また、今の会社の人は前職の工場勤務の方より
個人的に優秀で憧れる人が多いため、
毎日が刺激的、自分の目指すものが明確になりました。
初めて仕事って楽しいんだなって少し思えました。

退職して、僻地を脱却したことによって、
自分の心やキャリアが充実する気しかしません。
早期離職・転職はハイリスク・ハイリターンですが
行動したからこそ、得られたかなりプラスのリターンでした。

新卒で入社よりは高度なことが求められる

大まかに新卒・中途で入社区分されることもあってか、
第二新卒も中途扱いの研修に混ぜられることも多く、
資格等も持っているよね?という扱いが多かったです。

そのため、新卒入社組と違って、
「この辺はもうできてるよね?」
といった対応をされることはしばしば。
新卒組は「まぁ、社歴浅いし仕方ない」って
見逃してくれることも多いんですけどね。

第二新卒で転職するのであれば、
入社後に受け身だとかなりしんどいんじゃないかなと、
個人的には思ってます。

なので入社後に急いで勉強して、
急いで資格を取りました…
新卒組は何年経ってものんびりな人もいるのにね!!!

何が言いたいかっていうと、
新卒採用する会社に第二新卒で入ると
なぜか新卒社員からは馬鹿にされたり、
周りからは中途採用者扱いで彼らより
多くのことを求められる気がします。

まぁ、これくらいなんてことないと
笑い飛ばせるくらいになるよが今後の目標です。

現在の心境・体調等

さて、前の会社では体調を崩しましたが、
この一年はどうだったのか振り返ります。

月曜日、休み明けの仕事が怖くない

個人的にはこれが一番嬉しい変化でした。
月曜日や明日の仕事に怯え、泣く日々は消えました。

「あ〜明日、月曜日か〜だるいな〜」
くらいの気分で済んでおり、
特段泣くとかひどい気分の落ち込みはなく過ごしています。

それに耳やりや吐き気がかなり落ち着いたため、
この一年、ストレスが原因で病院を行く機会が
かなり減ったように感じます。
(転職した後も念の為、ちょっと通院しました。)

転職で健康を手に入れました。

今の会社を続けたいと思える

健康な体が戻ってきたこともあり、
適度な負荷・実感できる成長
恵まれた職場環境(給料・福利厚生等)などなど
これらを手放すのは惜しいと感じています。

毎日、仕事を辞めたいと思っていた時期とは違い、
特段の理由がない限りは
今の職場で頑張っていきたいと思えます。

仕事を続ける、辞めるで悩まないだけで、
ストレスがかなり減りました。

フルフレックスしか勝たん

転職してよかった!と思える要素の一つ。
「遅刻の概念を消し去るフルフレックス」

朝早い実験開始時、MTG、業者対等くらいしか、
出社時間を気にしたことないなと思いました。

基本的に
「あ、今日めんどくさいからいつもより遅くいこう」
が自分の判断でできるのはかなり楽です。
決まった時刻に働く生活には
もう戻れない気がします。

遅刻しそうとビビりながら通勤することがないのは
かなりストレスフリーな生活を送れることがわかりました。

もう、フルフレックスしか勝ちません。

職歴に傷をつけて転職した結果

キャリア的には傷となった
1年未満の早期退職からの
第二新卒入社となりましたが、
結果的にどうだったのかをお話しします。

新卒ではなく第二新卒で入社してよかった

これは総合職ジョブローテーションガチャ
僻地へのぶっ飛びカードから逃れられる権利
=スペシャリスト枠で入社できたという意味で
「第二新卒で入社できてよかった!」と言えます。

キャリアを考えるとどうなの?
という意見もあるかと思いますが、
少なくとも上記二つに自分の心身が耐えれないので、
この選択は自分にとってよかったと思えます。

あとは単純に新卒就活であれば
力不足で普通に内定をもらえなかったと思います。
そう言った意味では、
新卒よりも中途の方が入りやすい会社に
早めに入社することができて
本当によかったなと思います。

自分の転職はやっぱり激レア

ここまでいろいろ言いましたが、
自分自身が一番、
「転職で何もかも手に入れ成功した」と思っています。

変な話、前の会社よりほぼ全てが上位互換です。
ハイリスク・ハイリターンの賭けに勝った気持ちです。
詳しくは下記のTweet通り。

希望の職種・僻地じゃない勤務地で、
ここまでの待遇で働けるのは
かなり恵まれていると思っています。

ほんと、前職は労組も充実してなく、
待遇が改善する見込みもなかったですし、
何より大赤字で経営も悲惨で、
早期離職者の募集かけたとかで…

いずれにせよ、
どこかのタイミングで辞める会社だったと思います。

自分の運が良かった、
会社の研究内容と自分の研究スキルがマッチした、
上司が外国人だった…
などなどの多くの偶然が積み重なって
出会うことができた職場だと思います。

なので、数多くの記事で述べてますが、
自分の事例を間に受けて、
僻地工場勤務から研究職に転職できる!
第二新卒の転職で、新卒就活よりも良い企業に行ける!

というのは間違ってはいませんが、
全ての人ができるかというと話は別になると思います。

受験と一緒でずっとA判定で合格した人より
E判定しか取ったことないけど志望校に合格した事例を
信じたくなるのと同じことだと思っています。

リスキーな生き方すぎるので、
基本、皆様にはこんな博打はおすすめしたくないです。
(応援はしています。)

僻地脱出までに使った転職サイト等はこちら

世の中にはリスクを冒してでも、
今いる会社をすぐ辞めたい
新卒入社組がいるのは重々承知の上で、
自分が使った転職サイトなどなどを紹介します。

お時間があるときにご一読いただけると幸いです。

余談ですが、
個人的におすすめ転職サイトは

大学院卒(修士・博士)特化型
アカリクです!

もういっそ、学歴で厳選された
求人に応募するのも手だと思います。
少なくとも工場勤務の学歴差で
悩んでいる場合には効果アリの求人たちです。

最後に

最近、拘束時間の長い実験を担当していることもあり、
帰ったらTwitterする元気とブログを書く元気が
足りない日々を過ごしていました。

あと、習い事始めました。

でもこれって、転職しなかったら
実現できなかった日々だと思います。
少なくとも研究・実験の世界に戻って来れて
とても幸せですし、
僻地じゃできない習い事を復活できたので
やっぱり転職してよかったなと、
今日も明日もこれからも思うのでしょう。

また、マイペースに更新頑張ります。

いつき(@guchi_gucchi123
https://tree-diary.com

この記事を書いた人
いつき

2021年入社 理系大学院卒
化学系の見習い研究者
職歴たった5ヶ月で
外資系企業の研究職から内定!
全国深夜ニュースに出演歴あり!

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